『少年の季節』~Maxi Single『少年の日』より
今日は、ハッカさんから酷い扱いを受けていた、笑
某アニメのブタゴリラ的な微妙なあだ名をつけられた
通称メガネマスク、
秋良のエンディングテーマに当たる
『少年の季節』について。
この曲もタイトルはハッカさんがつけて下さいましたー。
仮タイトルはそのまんま『秋良エンディング』。
降り掛かる締め切りの重圧に吐きそうになりながら(海月がね)最後に出来た曲なんだけど、作った本人(=海月)も周辺各位からも非常に評判の良かった一曲で、歌詞に関しても海月から「オレ、この歌詞すごい好き」ってお褒めいただいた一曲です。
聴けば聴く程にクセになる、空夜coo:ya得意のスルメイカ的楽曲!
サウンドに関しては海月が書くと思うのでそちらを読んでいただくとして…。
秋良ルートのシナリオもあらすじ+αの状態だった上、秋良に関しては前述の通りハッカさんのいじられキャラ化してて説明を聞けば聞く程に分からなくなる!笑
…ので、コレも妄想で仕上げたのだけど、秋良の、なんというかこう、不器用で生真面目な感じがにじみ出るような歌詞になれば良いなと思って書いたんだけど、
書いたんだけど…どうだろう?(←二回目。笑)
海月から、日本の古い曲(わらべうたとか民謡とかね)にあるような節の取り方を取り入れたい、一音ずつに言葉を詰め込まないで、敢えて二音で一文字…みたいな歌詞のリクエストがあったので、サビの頭をそんな感じに。
そこでブレス?とか、そこで切っちゃう?みたいなのも敢えて~な感じで。
あとは個人的にちょっと遊び心でトレードマークのマントを歌詞の中に描写してみたり、秋良のフルネームを知ってる人が歌詞カードを見たらニヤリとするようなフレーズを入れてみたりしていますよ。
曲の最後の部分は海月から
「何か呪文ぽいやつ」
ってリクエストがあったんだけど、笑
秋良と呪文がイメージ的になんだか結びつかなくて(作中ではどうなんだろう?)
あかあかの世界観をそのまま、ハッカさんのフレーズを切り貼りして呪文ぽく棒読みしています。
あかあかは、作品を通して全体的に「これが正しいんだよ!これが幸せ!」みたいな、紋切り型の、多数決の、わかりやすいエンディングは用意しないって伺ってたので、「そういうの大好物!」(←笑)って、比較的スラスラスラっと完成した歌詞なんです実はコレ。
どうしても、少ない資料と共通の世界観から作る複数のEDテーマ…ということもあって、かぶっちゃう描写もあったりして、個人的にはうーんうーーーんって何とかしたい思いはあったんだけど、『面影の遙か』にも『少年の季節』にもどうしても外せない描写と割り切って。
相変わらず歌うのは難しい曲だったけど、
聴く分には良い曲!好き!笑
ゲームをプレイして秋良を好きになった人がこの曲を聴いた時に、秋良の姿や秋良のものがたりを思い浮かべてくれると良いな~。
ちなみに、裏と表、背中合わせの真実みたいなそういう世界観は、空夜coo:yaが描きたい世界観と非常に相通ずるものがあって、個人的にはとっても世界に入りやすい歌詞だったりしました。
そして、悪い意味じゃなくて、『面影の遙か』も『少年の季節』もいつもよりだいぶ肩の力を抜いてつるつるっと書いた歌詞だったんだけど(空夜coo:yaの作詞作業って結構ヘヴィなんです…精神的に)、結果的になんだか周囲からは「すごく良い!」って褒められて、
もしや…
これくらい肩の力を抜いた状態で
書いた方が聴きやすい?
(そりゃそうだろうよ。笑)
と、空夜coo:ya結成10数年にして
ようやく気付くmiyoと海月。
まぁ、でも、これからそれを活かせるか?
…と問われたら、
今回みたいに作品ありき!とか、
そういうパターンじゃないと
難しそうな気がするんだけどね。苦笑
miyo
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